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ヤマノオリジナル製法(特許出願中)のカムカムパウダー!

カムカムパウダー

カムカムパウダーと聞くと、カムカムの果汁を乾燥させて粉末にしたようなイメージがあると思います。
実はその工程では、カムカムの天然ビタミンCのほとんどを失った状態であることを、ほとんどの方はご存じないと思います。それほど天然のビタミンCを高濃度で抽出し、高含有率で安定させるのは大変難しいことだったのです。

ペルーのイカ市にあるラボにおいてこの試行錯誤を繰り返し、ヤマノが安定化に成功。その製法は現在特許出願中です。4年の歳月をかけ完成したヤマノのカムカムパウダーは、他に類をみない天然ビタミンC含有率の高い製品となりました。

日本のカムカム商品の現実

発売初期のヤマノのカムカムタブレット

果実のカムカムのビタミンCは世界一の含有量といわれるほど高いのに、サプリやジュースに使われる濃縮されたカムカム原料のビタミンCはわずか数%と低い数値であるのが一般的でした。

また、時間経過とともに天然ビタミンCは劣化していくという難点があり、日本で市販されているジュースなどの製品には酸化防止剤などが使用されることも珍しくありません。

つまり、天然ビタミンCは大変デリケートで、合成ビタミンCのように簡単に高含有の製品にすることは難しいのです。

開発の壁!劣化する天然ビタミンC

当時のカムカム試作品色が茶色で酸化をしています。何度も試作を重ね、少しずつピンクの色が出てきました。この頃になるとカムカムの酸味もしっかりしていました。

このカムカムの素晴らしさをそのまま活かせる原料ができないだろうか?と始まったカムカム研究開発。もちろんビタミンCの安定剤や酸化防止剤などを使わないことは当然です。

開発が始まってからは、とにかく「ビタミンCの劣化」が壁でした。サプリ原料のカムカムパウダーのビタミンC含有量が高くないのは、製造工程において酸化による劣化が激しく、味も色もビタミンCも維持できないというのが現実でした。

さらにビタミンCの弱点は「熱」
殺菌工程で高熱を加えると、ビタミンCがいっきに破壊されてしまうため、酸化と熱は本当に大きな壁でした。

何度も何度も試作を作ってはペルーから日本に空輸をして、輸送中の変化などを試して行きました。

届く試作品は失敗の連続。
ペルーではきれいな色が出ていたのに日本に着くと色が変わっていたり、殺菌がうまくいかずに発酵しかけていたりと、届くたびにいろいろありました。

それほどカムカム果実は加工が難しく、天然ビタミンCの維持は難しいものでした。

カムカム天然色素とビタミンCの安定

カムカムジュース

ペルーの現地法人YDPのラボ研究員チャン先生の研究努力によって、カムカムの天然色素アントシアニンと天然ビタミンCの安定化が徐々に進むようになり、今までにない鮮やかなカムカムジュースができるようになりました。

この鮮やかな色はすべてカムカム果実からの天然色素です。
人工の着色料を使ったわけではありません。

そしてオリジナルの製法により商品化への道が見えるようになりました。

オリジナル製法の特許出願へ

さらに研究を積み、天然ビタミンCと天然色素の安定化をさせることに成功
2010年その開発された製法は現在ペルーと日本において特許出願中です。

ラボで開発された製法で、ヤマノは他社にはないカムカムパウダーを作ることに成功しました。
カムカムの果皮と種も余すことなく使っているので、アントシアニンなどのポリフェノールやフラボノイドなどの微量栄養素までいっしょに摂取することができます。

飲むサプリ カムカムフレッシュ

カムカムフレッシュ

天然ビタミンCと色素が安定化できたことで、カムカムパウダーとは別に、見た目も鮮やかで爽やかな酸味もおいしい「カムカムフレッシュ」が完成しました。

カムカムフレッシュは、完熟の赤い実からのみ作られたジュースタイプの「飲む天然ビタミンCサプリ」と言える商品です。

現在、ペルーの首都リマでもカムカムジュースとしてスポーツジムやレストランにて評判も良く、特にバーでは「カムカムフレッシュ」を使ったカクテルが女性からの大人気を得て、“お酒を飲みながら、ナチュラルビタミンCがたくさん摂れる”と好評を頂いています。

ただ、大変評判の良いカムカムフレッシュですが、残念ながら日本のヤマノでは販売はいたしておりません。まだ大量生産が難しいのと、カムカムの天然色素やビタミンCを完全に維持するには冷凍保存が必須となり、日本への冷凍輸送が課題のためです。

この「カムカムフレッシュ」もカムカムパウダー同様に、日本の皆さまにご紹介できるようにしていきたいと思っています。