風邪予防に免疫力アップ
ビタミンCは美肌のビタミンだけではなく、ご存知の通り風邪予防としても有名です。
免疫力が低下すると、ウィルスや病原菌が侵入することで風邪をひきやすくなります。そのため、免疫力を高めることが大切です。
免疫には身体が本来持っている細胞と身体に入ってきた異物を区別して、異物を体外に排除する役割があります。主に白血球が働きます。
しかし、免疫力は年を重ねることによって低下します。20歳をピークで迎え、40歳では50%、50歳では25%まで減少します。
最近、風邪を引きやすい”と感じたら、年齢による免疫力低下かもしれません。低下した免疫力を高めるためにはビタミンCが必要です。
ビタミンCは風邪やインフルエンザ等の感染症に対して、抵抗するために白血球の働きを強化して免疫力を高めます。また、体内で感染を除去する働きもあります。
そのため、風邪予防のためにも日頃からしっかりとビタミンCを摂りましょう。
ストレスに対抗する
ストレスは気付かないうちに溜まっていきます。
日頃よりストレスを発散できていれば問題ありませんが、なかなか難しいのが現状です。
ストレスが生じると、抗ストレスホルモンであるアドレナリンという副腎髄質ホルモンが分泌されます。それが、血圧を上げ、血中の糖分を増やし、エネルギーの増産態勢を整えます。
そこで、抗ストレスビタミンとしてビタミンCが注目されています。
ビタミンCは副腎に働きかけ、副腎髄質ホルモンを作り、結果としてエネルギーの増大に役立ちます。
しかし、ビタミンCが不足すると抗ストレスホルモンが作られずにストレスに負けてしまいます。そのため、日頃からストレスを感じる方は、ビタミンCも積極的に摂りましょう。
鉄分不足による貧血予防
目眩や立ちくらみ、息切れや疲れなど感じることはありませんか?
それは鉄分不足からくる貧血の可能性があります。
貧血の約70%は鉄分不足にする鉄欠乏性貧血と言われています。貧血とは血液中に含まれるヘモグロビンの量が正常値より低下することです。
女性に貧血が多く見られるのは生理によって血液を失うことも原因の一つです。そのため、鉄分不足には注意が必要です。
鉄分は食品から摂取しても体内に吸収されにくい性質です。そこで、鉄分を摂るのに欠かせないのがビタミンC。ビタミンCは鉄を吸収しやすい形に変えて吸収率を高めてくれます。さらに腸からの吸収を促す働きもあります。
貧血予防のためにも、鉄分を含む食品にはビタミンCも一緒に摂りましょう。